各ページのご案内はコチラ  Copyright (c) 2004  takeshi nobuhara All Rights Reserved.

がんばれ藤井九段 ９月10日   ７時起床。 　今朝も涼しくてよく眠れた。アイロンがけ、風呂、洗濯、軽い朝食。雑用を朝飯前にできるだけ処理しておかないと人生が回らない。生活の小さなホコロビが許せないということですね。朝から目が回りそうだが、涼しさに助けられて何とか出勤。 　朝食は外食。 　選択肢が少ないのでマックへ。午前10時になっていないというのに、「朝マック」のメニューが出ていない。あるいは世界標準なのかもしれないが、 店舗によって朝マックの扱いがマチマチ って何とかしてくれないか。どこでも同じサービスが受けられるから、チェーン店を利用するのだと思う。ひょっとして、世間様はそうじゃなくて、 店舗による微妙な違いを楽しむ なんていう人が多いのかもしれないけどね。月見チーズバーガー。 　ウナギの花園は早い午後に退社。 　今日も平年並みの暑さ。歩くと汗が出るけれど。木陰では風が涼しい。空気も乾いている。 　帰宅途中でスーパー。 　生サンマを３枚下ろしにしてもらおうとすると、 「ここ（この店舗）は大丈夫だが、他の店舗で虫が出たので、刺身にするときは気をつけてくれないか」 と言われた。やだよそんなの。これまたチェーンのスーパーなんだから、仕入先が同じかもしれないじゃないか。もちろん買わず。昼食はカニちらし寿司。 　帰宅して休息。 　夕方の本職まで微妙な時間がある。昼寝をするほどでも、プールに行くほどでもない。生活を合理化してスーパーの時間を省けば、どちらかが可能だろうか。このあたり、時間の割り振りを早く決めたい。細かい時間をうまく処理しないと回らない人生である。 　昨日は将棋の王座戦５番勝負初日。 　余裕がなくて開催そのものをチェックできていなかったのは、今年度にありがち。18連覇（凄すぎないかコレ）の羽生王座に挑むのは、なんと藤井猛九段。2001年の竜王戦以来、10年ぶりのタイトル戦登場である。 　実は、藤井は僕が好きな棋士である。 　順番は難しいが、羽生→島→藤井or谷川というところだろうか。この日記の登場頻度が高いのは当然羽生で、これはタイトル戦登場回数が圧倒的に多いから（島先生は出てこれないからしょうがないｗ）。２番目は結果的に渡辺竜王（ヒマここなど）で、３番手は久保２冠（同じくここ）だろう。 　藤井は、切れる。 　３月３日の日記にも登場してもらった。2000年ごろに将棋界を揺るがした『藤井システム』は革命と言えた。守らない振り飛車という考え方は、2004年ごろの『ゴキゲン中飛車』の原型の１つだろう。何より、数多くの名言。以下は正確な引用ではないし、上記リンクに書いたものもある。 ＞これはまさしく、絶品チーズバーガー ＞こちとら本物の鰻を焼いている、ファミレスなんかに負けるか ＞これからは鰻屋も多角経営の時代ですから ＞矢倉（居飛車）を指せと言われたら将棋をやめていた ＞大爆笑だよね・・・ 　藤井先生への思い入れはまたそのうち。 　結果は羽生勝ち。藤井の羽生への苦手意識がロコツに出る展開で、一方的だった。一時代を築いたツワモノだけに、トラウマが払拭できないのか。対する羽生は好調を維持している。 王座連覇記録の更新は確実 だろうし、10月からの竜王戦が楽しみと言える。これでは藤井先生に失礼だけど、現実的にはそうである。好きであることと、ひいき目は僕に同居しない。 　市進千葉校。 　開幕した速読ゼミは少数精鋭。「人数集めてナンボ」なんて卑しい商売人の発想で（それ自体は大事だが）、早慶上智まっしぐらのレベル設定なら、これでちょうどよい。生徒様の演習のデキも良く、何も問題はない。今年こそ、早慶上智100％を達成したい。 　２コマ連続のＦクラス。 　こちらは微増より多いくらい。どうかなと心配したが、問題なし。昨年の好結果があるので、自信をもってバリバリ授業を進める。今年も解説をするのは生徒様である。彼らにとっては地獄の授業だろう。何しろ、長文の内容一致の正解を出したあとで、本文根拠個所だけではなく 選択肢と本文の言い換え について説明させられるのである。 例：「 cheerful mood って、本文のどこにあるの？」「 playfulness のことです」 和訳ではなくて、意味の把握というレベルの話である。 　短文問題も楽しく。 　以下は terms の下線部問題である。 　 ＞The car dealer promised reasonable terms. という英文で、「 terms ＝条件」と言われても意味が通じないんですけど、と生徒様が言う。ああそうかと思う。 　これは英語の話ではなく、世界観の問題。 　高校生では、「新車を買う時に良い条件を提示された」と言われても意味不明のはず。下取り（古い車を買い取ってもらうこと）価格を相場より高くしてもらうとか、オプションでカーナビをつけてもらうとか、ローンの組み方をユルメにしてもらうとか、そういう「条件」のことだ。もしここで、 「『相場』って何ですか？」 と質問が出るようならそれまでだろう。もちろん出なかった（そこまで利口では早慶とか考えることもできないだろう）。このあたりのことは、けっこう日記に書いてきたと思う。 　夕飯のメインは豚肉のショウガ焼き。 　高いロース肉で丁寧に作った。味を濃くして、焼いた後のフライパンで玉ねぎとモヤシを炒めて添え物にした。シャグシャグ感にしょう油の焦げた匂いが絡んで絶品ショウガ焼き。そのままだ。 　サブはアジ刺身。 　レタスとツナとヤングコーンのサラダ。今年最後の枝豆（もう味落ちですね）。納豆を買い忘れたところに多忙の影が見えた。夜も涼しく、風が気持ち良い。週末だけ暑くて、週明けから秋の気配が出てくるとか。来週は ペースをつかむ１週間 になるだろう。今週は様子を探る１週間だったと言える。いやはや、非常に疲れましたが。では。    これまでの日記はコチラ